ブログに戻る

Gmail の Gemini vs AI Reply Writer:組み込みのAIか、どこでも使える返信ツールか

Google の Gmail の Gemini(「Help me write」、返信の候補)と AI Reply Writer の比較:利用条件、Gmail 以外で使える場所、使い分け。

Gemini in Gmail vs AI Reply Writer — Gemini in Gmail: Gmail に組み込まれた Google のAI; AI Reply Writer: Gmail でもその先でも、ひとつの返信ボタン
要点

Gmail の Gemini は、Gmail に組み込まれた Google 自身のAIです。「Help me write」でメールを下書きし、返信を提案し、スレッドを要約できます。使えるかどうかは Google アカウント、プラン、地域、言語によって変わります。AI Reply Writer も Gmail で動作し、Outlook、LinkedIn、WhatsApp Web、Instagram、Slack、レビューサイトなどを含む合計23のサイトで、同じボタン・同じ文体で使えます。Google のアプリ中心で、プランに含まれているなら Gemini、返信が多くのアプリに散らばっているなら AI Reply Writer を使いましょう。

ひと目でわかる比較

Gemini in GmailAI Reply Writer
概要Gmail と Google Workspace に組み込まれた Google のAI機能AI返信ライター:返信欄の中にある ✦ AI返信 ボタン
使える場所Gmail とその他の Google アプリ23のサイト(Gmail、Outlook、LinkedIn、WhatsApp Web、Instagram、Facebook、Slack、Teamsなど)
会話を読むかはい(Gmail 内)はい。開いているスレッドに加え、Gmail、Outlook、WhatsApp Webの写真とPDFも読みます
レビューへの返信Gmail の機能ではないはい。Google ビジネス プロフィールとTrustpilotで、星の数も読みます
無料プラン一部の個人アカウントで一部の機能。地域と言語で異なる毎月20回の返信
有料プランGoogle AI Plus・Pro・Ultra、Workspace の Business・Enterprise エディションStarter $7、Elite $14、Ultra $29(月額)
ブラウザとスマホWeb版 Gmail と Gmail モバイルアプリChrome、Edge、Brave、Opera、Vivaldi、Firefox。スマホではウェブアプリ
代わりに送信するかいいえ(確認して送るのはあなた)しません。欄を埋めるだけで、送信はあなたが押します

Gmail の Gemini とは

Google は自社のAI、Gemini を Gmail に組み込みました。アカウントによっては、指示からメールを下書き・推敲する「Help me write」(文章作成のサポート)、メッセージの下に出る返信の候補、長いスレッドの要約、下書きを確認する校正機能が表示されます。Gmail の一部なので、Web と Android・iOS の Gmail アプリで動作し、何もインストールする必要はありません。

使える機能はアカウントとプランによって異なります。Google のヘルプページでは、Help me write と返信の候補が個人向けAIプラン(Google AI Plus、Pro、Ultra)と対象の Google Workspace プランで使えると案内されています。2025年1月からは、Google が Workspace の Business・Enterprise エディションにAI機能を追加しています。また Google は、一部の機能を全員に無料で提供すると発表しています。言語と地域も関係し、個人アカウントでは英語のみ、または米国のみの機能もあります。自分が何を使えるかは、ご自身の Gmail の Gemini 設定で確認してください。

  • Help me write:指示からメールを下書き・推敲。
  • 返信の候補をメッセージの下に表示。
  • スレッドの要約と校正。
  • Gmail モバイルアプリでも、Web と同様に。

AI Reply Writerとは

AI Reply Writer は、Gmail の返信欄に ✦ AI返信ボタンを追加します。同じボタンが合計23のサイトの返信欄にも入ります。Gmail ではスレッド全体と添付ファイル(写真やPDF)を読み、Google アカウントへのアクセスは不要です。読むのは、ボタンを押したときに画面に開いているメールだけです。

  • どこでも同じツール:Gmail、Outlook、LinkedIn、WhatsApp Web、Instagram、Facebook、Slack、Teams など。
  • レビューへの返信:Gmail の一部ではない Google ビジネス プロフィールと Trustpilot で。
  • AIモデルを選べる:有料プランでは高度なモデルも。
  • 相手の言語と文字で返信:ローマ字表記のウルドゥー語やヒンディー語にも対応。

主な違い

ひとつのアプリか、たくさんのアプリか

Gmail の Gemini は、使える場所では非常に優秀ですが、Google のアプリの中にあります。WhatsApp で顧客に、Outlook で取引先に、LinkedIn や Instagram でコメントにも返信しているなら、アプリごとに別のAIを使うより、すべてに使えるひとつの返信ツールのほうがシンプルです。

利用条件

Gemini の機能はプラン、地域、言語によって異なり、個人アカウントでは英語のみ・米国のみのものもあります。AI Reply Writer は、対応サイトであればどのアカウントでも同じように動作し、メールが書かれた言語で返信します。

アカウントへのアクセス

Gemini は Google アカウントの一部であり、Google 自身の製品としてメールを扱います。AI Reply Writer には Google ログインも Gmail API へのアクセスもありません。読むのは、ボタンを押したときに画面に開いているメールと、その写真やPDFだけです。

スマートフォン

Gemini は Gmail モバイルアプリの中で動作します。AI Reply Writer はパソコンのブラウザー用拡張機能です。スマホでは、Webアプリが書いた返信をコピーして使います。

料金

Gmail の Gemini の機能は、Google のAIプランと対象の Workspace プランに含まれ、一部は無料アカウントでも使えます。ご自身のプランに含まれる内容は、Google による Gmail の Gemini 機能の一覧で確認できます。

AI Reply Writerには毎月20回の返信が使える無料プランがあり、カード登録は不要です。有料プランはStarter(月$7)、Elite($14)、Ultra($29)で、上位プランほど高度なAIモデルと大きな利用枠が使えます。チームはメンバーごとに同じプランを購入できます。料金をご覧ください。

どちらを選ぶべき?

  • Gmail の Gemini を使う:主に Gmail と Google Workspace で仕事をしていて、プランで使える場合。特にスマホでAIを使いたいとき。
  • AI Reply Writer を使う:返信がメール、SNS、チャットアプリ、レビューサイトに分散している場合や、アカウントや言語で Gemini が使えない場合。
  • 両方使う:Gmail で並んで動作します。

出典

この比較について:2026年10月時点の各製品の公開情報に基づいています。どちらの製品も頻繁に変わるため、決める前に相手製品の公式サイトで最新の機能と料金をご確認ください。製品名とロゴは各所有者の商標で、製品を示す目的でのみ表示しています。AI Reply Writerはこれらの企業と提携していません。

よくある質問

Gmail の Gemini は無料ですか?

Gmail の Gemini の一部の機能は一部の個人アカウントで使えますが、より充実した利用には Google の有料AIプランか対象の Workspace プランが必要です。地域や言語によっても異なるため、ご自身の Gmail 設定を確認してください。

Gmail の Gemini と AI Reply Writer の違いは?

Gemini は Gmail と Google アプリに組み込まれた Google のAIです。AI Reply Writer は、Gmail に加えて Outlook、LinkedIn、WhatsApp Web、レビューサイトなど多くのサイトに返信ボタンを追加するブラウザー拡張機能です。

AI Reply Writer は Gmail アカウントへのアクセスが必要ですか?

いいえ。Google ログインも Gmail API へのアクセスもありません。ボタンを押したときに画面に開いているメールだけを読みます。

Gemini と AI Reply Writer は併用できますか?

はい。Gmail でお互いに干渉しません。